好天に恵まれた将棋頭山

日時:2025年2月23日(土)~24日(月) K田
年末の仙の倉北尾根が初日撤退となり、今年は納得いく雪山登山ができていない!
1月下旬から土日も仕事で時間が取れず、1か月ぶりに雪山にガッツリ行くことにした。当初、空木岳を計画したが同行者が見つからず、単独でも行けるリスクの低いルートということで将棋頭山を選択。
駒ケ岳ロープウェイができる前は桂木場からが木曽駒登頂のメインルートだったそうです。中央アルプスは風がやたらに強い印象があったが、2日ともに晴天、微風という最高の条件で雪の稜線歩きを堪能することができた。
初日、桂木場の駐車場に3時過ぎに到着。既に8台ほどの車があった。2時間ほど仮眠をとり、食事と支度をして5:30に登山口に向けて出発。テント、食料、水を含めて全装備で19キロ程。
登山口から大樽避難小屋までは緩やかな歩きやすい道が続く。小屋でアイゼンを装着し少し歩くと胸突八丁となり急登が始まる。さらに標高を500mを上げると主稜線に辿り着いた。
午前中は晴天だったが午後から雲が湧き始め、あいにく360度の展望とはいかないが、雪の稜線が遥か先まで続くのは気持ちいい。当初、西駒山荘に小屋泊と考えていたが、ヤマレコではイグルーで泊っている記録もあり、時間があればイグルーづくりも挑戦してみようと思い、ノコギリは持参した。下の写真の左下にはヤマレコの記録のイグルー跡が残っていた。

稜線を1時間ほど歩くと初日の目的地である西駒山荘に到着。小屋の出入口は3メートル以上掘らないと出てこないため諦め、凍り付いた窓をピッケルでこじ開け、入ろうとするがどうにも小さすぎてザックが入らない。仕方なく小屋の脇で50センチほど掘り下げ、周囲にブロックを積んだバスタブを作りその中にテントを張ることにした。後から来た大学生のパーティーは、窓を外して小屋泊をしていたようだ。
15:00頃にはテント内で落ち着いたが、とにかく寒い!!!寒波襲来だそうで、予報では木曽駒山頂で-19度だった。早々に水を作りを終え、ホットワインで体を温めるがどんどん冷めてくる。16時過ぎには夕食の鍋を作り、18時前にシュラフにもぐりこんだ。
予報通り風はほとんどないようだが、夜中に10センチほどの降雪があったようだ。翌日は木曽駒まで空身ピストンの計画だったが億劫になり、とりあえず稜線まで戻ってからどうするか決めることにした。


4:30起床。朝食をとりテントを撤収し、稜線まで登り返す。今日は快晴、無風の素晴らしい天気。あまりに美しいので2730のピークまで行って、木曽駒を撮影することにした。まだ、7時なので木曽駒往復は4時間あれば行けるが、今回はここまでとして引き返すことにした。


その後はまだ誰もいない踏み跡の無い稜線歩きを堪能し、お昼前には桂木場まで戻ることができた。
2日間とも日帰り装備のハイカーが多く、ほとんどが将棋頭山のピストンのようだった。翌日は太腿とふくらはぎがしっかり筋肉痛になり今回の目標は達成。
入会以来、単独での雪山は日帰りしか経験が無かったが、今回、初めて単独で雪山テント泊をしてきました。
無雪期の単独縦走とは違った楽しさがあり、時期、天候やルートを選びながら、今後もトライしてみたい。単独は荷物もリスクも一人で全て背負わなければならないが、一人の機動性や誰にも遠慮せず自分の行きたい山にどっぷりと浸れるのは魅力だと思う。