大田山の会へようこそ
随時入会者を募集しています。ただし、年齢、経験により相談させていただくこともあります。
山岳会の入会を検討している方は、全くの登山初心者の方は少なく、ある程度の山を登ってきた方が、次のステップアップのキッカケとしてお問い合わせ頂くことが多いです。会の雰囲気を知っていただくために例会の見学や公開山行を行っています。
例えば以下のような方を歓迎します。
- 日帰りハイキング、小屋泊からテント泊縦走チャレンジしたい
- 雪山や沢登りを本格的に始めてみたい
- 一般登山道からバリエーション、クライミングにステップアップしたい
会員のメリット
・山の楽しみ方が一気に拡がる
一般の登山道を歩くだけでなく、登山には様々な楽しみ方があります。
ハーネスやロープを付けて岩場を登るクライミング、山岳渓流を水を浴びながら登る沢登り、雪で閉ざされる山での雪山登山、バックカントリースキー、アイスクライミングなど、会では四季を通じてそれぞれの楽しみ方を会員が実践しています。
経験者から直接話を聞いたり、実際に試しに参加してみたり、やる気と時間とお金に応じて様々な挑戦が可能です。
・安心安全な登山
大田山の会は設立から55年間、1人も山での死者を出していない会です。会員は登山をする際には山行計画の提出を義務図けられています。緊急連絡先担当があなたから無事下山の連絡があるまで、山行を見守っています。
単独で登山している途中に怪我で動けず、連絡が取れない状態に陥ったとしても、最短で仲間が捜索を開始する体制をとっています。また、計画~下山までの連絡は専用のシステムを用意しているので、スマホから簡単に行うことができます。
・登山技術の向上
自分一人では行けない山やルートを経験者と一緒に行くことで登山技術が格段に向上します。会でも初級レベルの訓練(岩登り、読図、雪山など)を行っており、会員は誰でも参加することができます。但し、数回訓練をやっても上達するものでは無いので、自らクライミングジムに通ったり、個人山行で経験を積むことで、少しづつ技術が定着していきます。
会で行う山行とは別に会員有志が毎週クライミングジムに集まり、定期的にクライミングを行っています。
・登山仲間が見つかる
自分と似たような趣向、技術、体力をもった仲間を見つけることができます。比較的リスクの高い登山の場合は、誰とでも一緒に行けるというものでもなく、ある程度同じレベルの人同士で行くことが多くなります。
・山の道具を無料で借りられる
会ではテントやコッヘルなどを共同装備として保有しており、会員であれば個人山行でも自由に借りることができます。自分ではソロテントしか持ってなくても、3人で行くときに4人用テントを借りるということも可能です。
また、雪山やクライミングなどは、道具を揃えるとなるとそれなりの出費になります。まだ本格的にやるかどうかわからないのに、全部揃えるのはちょっと・・・という方に、雪山での雪崩対策装備(ビーコン、プローブ、ショベル)や、ハーネス、ヘルメットなどの貸出が可能です。もちろん本格的に始める場合は、個人で購入する必要がありますが、初めの数回は会の装備を借りることで、出費を節約することができます。
・捜索や治療の費用サポート
会員は日本勤労者山岳連盟が運営する「労山新特別基金」に加入し、遭難時の捜索費用、怪我の治療費などのサポートを受けることができます。ハイキング主体の方は5口、クライミングなどリスクの高い登山をする場合は10口加入する人が多いです。
新入会員の声
お酒好きが高じて、コロナ禍の時期にソロキャンプを始め、あちこちのキャンプ場で焚き火+お酒を楽しむことをしていました。 が、山のキャンプ場ではもっと美味しいお酒が飲めるのでは?と考え昨年2月からソロで登山を開始、最初はすぐに膝を痛めるありさまでしたが、2泊3日のテント泊までは一人で出来るようになりました。
独学で習得するのが難しい知識・技術の習得をしたいと思った事、ソロでは出来ない山行に挑戦したいと思い大田山の会の門を叩きました。
大学生のころワンゲルに入っていた。ロッククライミング以外はだいたいやっていた。56歳になったとき、ある日突然、やり残した「岩」がやりたくなり、30年ぶりに登山業界に復帰。
登山学校に入ってロープワークを勉強し、3年がかりで肉体改造に取り組んでいるが、まだまだ精進が足りない。あと10Kgくらい体重を落とさないと、楽しい岩には登れない。がんばれ、自分!
3年前、山に復帰するにあたり、60歳までに北鎌尾根・赤木沢・ジャンダルムの3つは登ると決めた。ジャンは去年登り、今年、赤木沢に登って、来年、北鎌尾根に挑戦するつもりでいたが、今年は天候に恵まれず、スケジュールは1年遅れになりそうな予感。こんな些細な目標ですが、達成めざしで頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。バリエーション中心に、沢や山スキー等、いろんな山に付き合ってください!
知識や技術の不足により、自分の山行に限界を感じ始めました。山の楽しみ方を広げるため、また新たに沢登りに挑戦するために、岩登りの技術を身に付けたいと思い、入会しました。
山に行って、日常を離れ、自然の美しい景色を眺めることが大好きです。一方で、高い場所や怖いことが苦手で、今まで岩登りはやっていなかったのですが、行きたいなあと思う山に、技術的に無理で行けないということが続き、基本的な岩登りの技術を身に付けたいと思いました。また、沢登りに挑戦して、縦走では見られない景色に出会いたいとも思っています。50半ばを過ぎ、残りが少なくなってきた元気に歩ける時間を満喫したいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。
山の景色が好きで、いろんな山に登ってみたいと思い入会しました。
山登りは初心者なので、用語も含めて分からないことだらけです(笑)
これから、皆さんのご指導もいただきながら、いろんな山を楽しめるようにスキルアップしたいと思います。
道具も最低限しか持っていないので、皆さんのおススメなど教えていただけると嬉しいです。どうぞよろしく願いします。
会員の遵守事項
・ただ乗り禁止
山岳会は互助の精神で成り立っている組織です。全員が会員であり、スタッフでもあります。会費を払っているからサービスを受けるのが当然、面倒なことはなるべくやりたくないという方は、残念ながら山岳会には馴染まないかもしれません。入会してしばらくは様々な場面で経験者からサポートを受けると思いますが、自分のできる範囲で構いませんので、ぜひ会や仲間への貢献意識をもってください。登山のパーティーでも同じですが、リーダーの指示を待つだけでなく、自立した社会人、登山者としての行動を期待しています。
・山行計画と下山報告
会員は登山をする場合、事前に計画を立てて会に提出する必要があります。
特に雪山やバリエーションの場合は、気象条件やルート状況などから標準コースタイム通りに歩けないケースが多く、計画に無理が無いかなど安全登山担当から助言を受けることが可能です。また、下山した場合は緊急連絡先担当に下山連絡を入れる必要があります。
下山予定時刻を過ぎても連絡が取れない場合は、遭難の可能性ありと判断し、会としての救援体制を組んだり、関係機関に救助要請を行うことがあります。
必要な費用
入会金 1,000円 会費 1,400円/月(前納をお願いしています)
同居されている配偶者・親・子で入会されると、二人目より半額になります。
山岳保険
会員は「労山新特別基金」に5口以上加入して頂きます。
労山新特別基金とは、 日本勤労者山岳連盟が運営する登山に特化した基金。
通常の傷害保険などではカバーされない山岳遭難事故の捜索・救助費用や怪我などの入・通院費用をカバーします。1口1,000円、最高10 口まで加入可能。
入会までの流れ
- まずは例会を見学して頂き、会の雰囲気や会の内容についてご説明します。(例会の開催スケジュールはこちらを参照)
- 入会することを決めたら申込書をご提出頂き、入会金等をお支払い頂きます。
- 運営委員会による入会の承諾の後、会員への告知、メーリングリスト、山行管理システムへ登録
- 入会後は各種訓練、会山行、例会などを通じて、登山に関する基本的な知識や技術を習得していただけるようにサポートします。
公開山行
入会を検討する上で、会員と一緒に登山を体験してもらう機会を用意しています。
2か月程前からウェブサイト、SNSで参加者を募集します。
- 日帰りハイク(3月、5月、11月)
- 沢登教室(7月、10月)
例会見学希望・入会希望の方は、お問合せ内容欄に【年齢】【登山の経験年数】についてご記載ください。