前川大滝沢
- 日時:2017年7月2日
- メンバー:O野、I西、N澤、Y村、K原、Y本n、Mizuki、kon
- ルート:滑川温泉(7:50)~入渓(7:55)~大滝(9:00)~ネコノ沢(10:30)~ヒョングリ滝(11:20)~桶木沢終了点(13:30)~大滝展望台(14:45)~滑川温泉(15:15)
2017年7月2日に吾妻連邦北面の前川大滝沢の沢登りに、O野、I西、N澤、Y村、K原、Y本n、Mizuki、konの8人で行って来た(コースタイムとGPS軌跡は末尾に記載)。この沢はとても明るく、美しいナメや滝が次々と現れる素晴らしい沢で感動の美渓だった。大滝は圧巻の大スケールで、もしこの滝が人が近づき難い山中ではなくて、誰もが間近まで近づける場所にあったなら、間違い無く「日本一の名瀑」として世に知れ渡ったのでは無いかと思った。沢歩き終了後は前夜宿泊した滑川温泉福島屋で汗を流した。
遡行前日に滑川温泉に行く前に峠駅に立ち寄った。
大雪地帯にある駅で、線路全てが建物に覆われている。
このレールは山形新幹線が走っている。
滑川温泉福島屋旅館。レトロな雰囲気がとても素敵だ。我々は自炊棟に泊まった。
この旅館に来るまでに採った山菜料理、鶏唐揚げなど美味しい料理が並ぶ。I西さんが、大井川で釣ってきた尺サイズの幻の魚「サツキマス」を料理して皆に振る舞ってくれた。超美味!
7月2日、滑川温泉を出発し、滑川橋を渡る。橋を渡ってすぐに左の踏み跡から入渓する。
滑川橋から見た前川(左)と大滝沢(右上)の出合。
最初の徒渉。水量があり、滑ると数十メートル滑落して大変なことになるので緊張する。
へつって上流へ。
美しい滝で登るのが楽しい。
左岸からは小さな水流が落ちている。気持ちがいい。
2段4mの滝を見て考えているI西さんとK原さん。
突然、I西さんが泳ぎ始める。泳ぐ相談をしていたのか。
素晴らしいナメが続いている。
ナメは続く。
滝も続く
ついに120mの大滝が見えてきた。
このスケールの大きさに圧倒される。下にいるO野さんと比べるとその大きさが分かる。
高さだけではなく、幅も広い。
大滝の下で遊んだ後、大滝を左から巻く。
滝のすぐ左の泥ルンゼを登るのだが急なので滑りそうで怖い。
巻き道の途中から見た大滝。凄い迫力だ。
巻き道は所々切れ落ちており、滑ったら完全にアウトになるのでFIXロープを張って越える。
大滝の落ち口の上に降り立った。下の釜の先が落ち口だ。
ナメが続く。
ここは泳げる。
O野さんが泳いでいる。
また滝。
またナメ
更にナメ
左からネコノ沢が落ちる。
5m滝。
幅広6mの滝。右から木登りする。
幅広6mの滝上。ロープを出した。
更にナメ
更にナメ
沢山の滝があり、どの滝か不明。
落ち口から下を見る。
どこまでも滝とナメが続く。
8mヒョングリ滝。中央部で確かにヒョングっている。この滝は左から巻く。
次の滝は右から。
12m滝をロープを引いて登るY村さん。
少し沢が狭くなってきた。
この滝は左を泳いで滝に取り付き、中間部で水流を右に越えるのだが、水量が多くて超えられないので左の壁を直登する。
2条3mナメ滝。真ん中を越える。
ナメが続く。
滝も続く。
上部には滑川鉱山への吊り橋の残骸が掛かっている。
桶木沢に入り、最初の沢。
やがてトロッコの残骸を発見。この15m先が終了点。
終了点には赤テープがついている。ここから滑川鉱山のトロッコ道を滑川温泉に下る。
今回のGPS軌跡
コースタイム:滑川温泉7:50~7:55入渓~9:00大滝~10:30ネコノ沢~11:20ヒョングリ滝~13:30終了点~14:45大滝展望台~15:15滑川温泉