春日渓谷
- 日時:2018年8月25日
- メンバー:I西、Y村、N澤、N川、K原、M澤、I塚、H岩、y住
ほとんどの滝を登ることができ、とても楽しめる飽きない沢だった。GPSの軌跡と当日のタイムは最後尾に記載。
春日渓谷のトポ。春日渓谷のトポがどこにも無く、滝三昧の「こだる」さんのホームページの滝の情報を参考にしてy住が作成したもの。しかし、遡行した結果、小太郎の滝、さんしょう滝、乙女天狗の滝、御神の滝は確認することができなかった。
仙境都市に車を停め、8:00に出発。春日渓谷を遡行して再びここに戻って来たのは13:00で、5時間の行動時間だった。
出発してすぐに通行止めのバリケードがある
やがてトンネルが出てくる。
8:40入渓点に到着。
春日渓谷の滝めぐりコースの看板も傾いて剥げかけている。今は滝めぐりコースは崩落して入れない。ここに記されている滝の内、小太郎の滝、さんしょう滝、乙女天狗の滝、御神の滝は結局確認することができなかった。
入渓点からは2つの堰堤が見えている。8:55に沢の右岸の踏み跡から入渓する。
最初の滝が下に見えている。
ふり袖の滝の最下部の滝に到着。いよいよ沢登りの開始だ。腰ぐらい浸かって越える。
ここから沢山の小滝が連続する。
ここは木が掛かっていたのでシャワーを受けずに上に行く。
M澤さんも楽しそうだ。
ふり袖の滝を抜ける。
すると目の前に8mほどの大きな堰堤が現れる。この堰堤は左から越える。
堰堤を越えると広い河原になっている。
しばらく行くと、右岸に流れてくる支流の上部に小天狗の滝と思われる滝が見えてくる。
この先も小滝やナメ滝が連続する。
ナメ滝が続く。
ここは左から巻いて登る。
上の写真の滝を上から見たところ。
ナメ滝が続く。
気持ちのいいナメが続く。
まだまだ続く。
ナメも終わりに近づく。
やがて右岸から義経の滝がある水流が合流する。
その支流に少し入って上を見ると義経の滝と思われる大きな滝が見えている。
また本流に戻って遡行を続ける。さんしょう滝はどれかよく分からなかった。
狭い水流は横の踏み跡を通る。
今回、一番難しかった5mほどの滝。水流の一番強いところの下に足がかりがあるのだが水流が強くて押し戻されそうだ。リーダーのI西さんが果敢に越えて、ロープを出し、後続を確保して全員が登ることができた。
小滝が続く。
当然巻くところもある。
小滝が続く。ここはロープを出す。
ロープで確保中。
更に進む。
ここもロープを出す。
大きな木が掛かった滝。
流れの左を登る。ここは落ちられない。
滝が終了。
すると、人が立っている左岸側に10mほどのFIXロープが掛かっている。FIXロープを通り越して進むと写真の位置の右奥に大きな滝が現れる。
2段10mほどの滝だ。この滝は越えられないので先ほどの地点まで戻ってFIXロープで高巻くことになる。しかし、この立派な滝の名は?「乙女天狗の滝」が出てこないが、「乙女天狗の滝」が本流にあるのならこの滝以外は考えられない。「乙女天狗の滝」のGPSの位置もこの辺りだ。しかし、「こだる」さんのHPに載っている写真とは明らかに違うように見える。
左岸から高巻き開始。
かなり高い。
高巻き後、20mほどトラバースし、懸垂下降したくなるような急な崖をクライムダウンで滝の上部に降り立つ。
ここからはそうめん滝までナメ滝が連続する。
ナメ滝は楽しい。
どんどん進む
この辺りの左岸支流に御神の滝があるのかもしれないが分からない。
やがて前方にそうめん滝が見えてくる。
ついにそうめん滝に到着。入渓してから2時間10分だった。
そうめん滝で遡行は終了。全員で記念撮影して右岸の踏み跡から林道を目指す。地形図で確認すると高低差200mの登りだ。
木には赤いペンキのマークがあり、このマークを頼りに登っていく。
半分ほど登ったあたりでペンキマークを見失うが、踏み跡らしいところを進む。登っていけば必ず林道に出るので心配は無用だ。
やっと林道に出た。そうめん滝を出発してから40分だった。
楽しい沢登りも終了だ。
ゆっくりと仙境都市の駐車スペースに向かう。45分の林道歩きだ。
この日のGPSの軌跡。沢筋なので電波の反射でルートが少しずれている箇所もある。
<タイム>
仙境都市駐車地点8:00~8:40入渓点8:55~9:10小天狗の滝下部出合~9:20義経の滝下部出合~10:20高巻き点~11:05そうめん滝11:35~12:15林道~13:00仙境都市駐車地点