日光白根山

日時:2023年3月11日-12日

メンバー:CL K田、SL A山、M月、R角、T橋、S藤(記)

  • ルート:
  • ◆3月11日(土)湯元登山口発7:30-前白根山12:30, 12:40-五色沼避難小屋13:00(幕)
  • ◆3月12日(日)C.S.発6:30-奥白根山8:00, 8:30-五色沼避難小屋10:00, 11:00-前白根山12:00,12:10-湯元登山口14:00(下山)

【リーダーコメント】

雪訓1、2は天候に恵まれなかったため、訓練らしい訓練ができず、雪洞山行も雪山初心者の参加が叶わず・・という状況で、残雪期縦走に参加できないと今シーズンの雪山が終わってしまうため、雪山初心者にテント泊の経験を積んでもらう山行を企画実施した。
日光白根山を丸沼からか、湯元からか迷ったが、天候も安定していたため、登りがいのありそうな湯元からのピストンとした。
今回の山行では
・間違っても良いので自分で考えて行動すること
・時間がかかっても経験者が安易に手助けせず見守ること
を優先した。
当然ながら安全に関わる部分については、経験者がサポートしながら、場面によってはリードするようにした。
共同装備は、予め個人の担当を決めて各自責任をもってもらうこととし、使用後は各担当装備を整備後に返却してもらうことにした。
1,長時間のアイゼン歩行
ざまざまな雪面でのアイゼン歩行を経験してもらうために、入山から下山まで終始アイゼンを装着した。
2,パーティー行動
歩行ペースやウェアリング、給水など、必要な際には我慢せずパーティーの行動を止めて対処してもらうこととした。
結果的には先行するS藤、T橋、K田とM月、R角、A山のグループに別れて歩行する場面が多かった。
3,ピッケルを使った自己確保と滑落停止
ピッケルは持っているが積極的に使ったことが無い人が多かったので、急斜面でのピッケルの使い方、滑落停止訓練、急斜面の下り方などの訓練を行った後に、奥白根山の登下降をおこなった。
4,テント生活
整地、テント設営・撤収、水づくりなど全て自分たちで行ってもらった。
何よりも晴天、無風という天候に恵まれ、計画した内容も概ね実行することができた。
また、奥白根山の下降に不安を感じる方もいたが、何とか怪我も無く無事に下山できたことが何よりだった。
丸沼ゴンドラの運行前に奥白根山に登頂できたため、貸し切りの山頂で充実した時間を過ごすことができた。

3月11日【1日目】

湯元本通り 北駐車場に駐車
スキー場の横を登っていく
稜線までの急登
奥白根山を見ながら稜線を進む
避難小屋に到着
前白根山に到着
避難小屋の少し先にテントを設営し、訓練を実施

3月12日【2日目】

奥白根山に向けて出発
奥白根山の斜面を登っていく
奥白根山山頂に到着 ロープウェイ運航開始前の静かな山頂を満喫
前日の訓練を思い出しながら慎重に下っていく
夜中の2時半の夜景、月に照らされた奥白根山と雪原

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