剱岳八ツ峰Ⅵ峰フェース・チンネ中央チムニ-

  • 日時:2013年8月14日~17日
  • メンバー:I西、F井、kon
  • ルート:
  • 1日目 室堂 8:05~ 別山乗越 9:50~ 長二郎谷出合 12:10~ 熊ノ岩 14:05
  • 2日目 熊ノ岩 6:15~ Dフェース取付き 6:30~ 登攀開始 7:00~ Dフェース頭 11:00~ 熊ノ岩 12:45
  • 3日目 熊ノ岩 4:00~ 池ノ谷乗越 三ノ窓 6:00~ 中央チムニー取付き 6:30~ チンネの頭 9:25~ 池ノ谷乗越 11:20~ 熊ノ岩 12:00
  • 4日目 熊ノ岩 4:15(荷物デポ)Cフェース取付き 4:45~ 登攀開始 5:00~ Cフェース頭 6:45~ 長二郎谷 7:30~ 別山乗越 11:15~ 室堂 13:15

2013年8月14日-17日まで剱岳八ツ峰Ⅵ峰フェースとチンネ中央チムニー(aバンド~bクラック)をI西、F井、konの3人で登ってきた。毎日快晴でとても気持ちのいいクライミングを楽しむことができた。14日に入山し、15日はDフェース富山大ルート、16日はチンネ中央チムニー、17日はCフェース剣稜会ルートを登って下山した。長次郎谷右俣も池ノ谷乗越まではかろうじて雪渓が繋がっていたが、1週間したらシュルントが口を開けると思われる(シュルントの登下降は可能)。

 8月14日、室堂から入山。長次郎谷の出合で1本立てる。

長次郎谷右俣の先に池ノ谷乗越が見えている。左手前には熊ノ岩も近づいてきた。

右には八ツ峰のⅤ・Ⅵのコルが見える。

熊ノ岩にはいくつかのテントが張られている。

8月15日、Dフェース基部から上部を見上げる。ハングしている部分がたくさん見える。

取り付き付近で登攀の準備をする。

富山大ルートの1P目を登る。

岩は結構立っている。

高度感のあるリッジを登る。

隣りのCフェースにもクライマーの姿が見える。

Dフェースの頭に到着し、登攀終了。

熊ノ岩のテントがすぐ下に見える。

隣りのCフェースの頭にもクライマーがいる。

Ⅴ・Ⅵのコルに向けて下山

クライムダウンでⅤ・Ⅵのコルに下降するが、岩は立っていて気が抜けない。

8月16日、チンネ中央チムニーに向かう。三ノ窓に着いたら7人ほどのパーティが小窓ノ王のバンドを登って小窓方面に向かっている。

チンネとジャンダルムの間にある右方ルンゼを詰める。上部に見える、右上する岩溝が中央チムニーだ。

チンネの頭に到着。後ろには小窓ノ王、小窓ノ頭が見下ろせる。

Iさんがチンネの頭の岩峰に立つ。

Fさんもポーズ

konもポーズ

登攀後のくつろぎの時間。Ⅵ峰フェース群を前に美味しい酒を堪能。ビバーク地から見た右からA~Eの各フェース。

充実感に浸りながら、まったりと・・・

突然Ⅴ峰の頭から男性が救助要請してくる。赤いウエアーの人が要救助者。八ツ峰下部を縦走してきてⅣ峰の懸垂下降後ロープが回収できなくなり、Ⅴ峰を下降できなくなってしまったようだ。すぐ隣のテントの女性が富山県警救助隊に携帯で救助要請する。

剱沢に詰めていた県警救助隊が長次郎谷の雪渓を駆け上り、Ⅴ峰の岩峰に取り付く。救助隊はすごい。こんな垂壁を登ってしまうのだ。男性は無事救出された。救助隊員が見えるかな?

8月17日、まだ暗い中で、Cフェース剣稜会ルートに取り付く。

リーダーのIさんが軽快にロープを伸ばす

3P目

剣稜会ルートのハイライト、ナイフリッジをFさんが登る。後ろには剱岳本峰が見える。

最終ピッチを登る

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