- 2014-09-23 (火) 15:17
- 山行報告
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2014年9月21日~22日にかけて明神岳東稜~主稜にT津、T岡、konの3人で行ってきた。(GPS軌跡とタイムは末尾に掲載)。明神岳Ⅳ峰東稜末端の遭難碑付近でT岡さんが脚の筋肉を痛め、残念ながら下山した。ひょうたん池は思っていたよりも大きかった。第一階段は草付きというよりも藪漕ぎに近かったがロープを出して越えた。22日朝は雪という予報だったので防寒着を沢山詰め込んだうえに、2日分の水4Lとクライミングギアでふくれあがったザックが重く、らくだのコルまで本当にしんどかった。らくだのコル(2800m)は小さなテントなら2張りほどのスペースがある。夜はありったけのものを着込んで寝たので何とか寒さは感じなかった(-2°)。翌朝7:00に東稜登攀を開始した。ザックの重さが心配だったが豊富なホールドがあり問題無かった。4P目を登っているとき(8:30)、らくだのコル方向から我々を呼ぶ声が聞こえた。下の方を見ると何と我が会の精鋭部隊のI西隊(I西、I藤ホ、N澤)がやってきていた。彼らは昨日北岳バットレス終了後さらに明神東稜に転戦し、今朝3:00に上高地から登ってきたのだ。その体力に驚かされる。大声でエール交換する。2日間ともに素晴らしい天気に恵まれ明神岳を存分に楽しむことができた。明神岳主峰からの眺望は最高だったが、南西尾根の下降は本当にしんどかった。kon
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