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2017-02

西上州霧積周辺の氷瀑(2017年2月11日~12日)

2017年2月11日~12日にmizukiさん(CL)、I西さん、F澄さん、konの4人で碓氷峠の北を流れる西上州の霧積川周辺の氷瀑に行ってきた。2月11日は隠れ橋の氷瀑で、2月12日はダムサイトの氷瀑とトンネルの氷瀑でアイスクライミングを楽しんだ。隠れ橋の氷瀑は沢山のクライマーがやってきたが、ダムサイトの氷瀑とトンネルの氷瀑に入ったのは我々だけだった。kon

隠れ橋に着いて、橋から上流側を見ると右岸に「隠れ橋の氷瀑」が見える。すでに1パーティ3人が取り付いている。
  車を隠れ橋を越えたすぐ上の道路右のスペースに止め、霧積川への降り口で装備を着ける。
  我々が氷瀑に着くと、先行パーティも退却して我々だけとなる。I西さんがリードでTRを掛け、全員で隠れ橋の氷瀑を楽しむ。氷は25m以上あり、TRを掛けると50mロープでは2本繋いでビレイする必要がある。登っているのはmizukiリーダー。
  I西さんが登る。緩急があり楽しめる。
  拡大写真。
  F澄さんが登る。
  ビレイ中のF澄さんとmizukiさん。50mロープ2本繋いでビレイ。この後、9人パーティがやってきたのでこの氷瀑を譲り、霧積川上流側の氷瀑に移動する。
  霧積川を50mほど上流に行き、右岸の沢に入ると、左写真の氷瀑がある。
  この氷瀑は下部はナメ状で、最上部は立っている。
  氷瀑上部から下を見る。
  この上にはさらに左写真の氷瀑がある。結構凍っていて登れそうだったが時間が無くなったのでこの滝は登らなかった。
  隠れ橋まで戻ってきたら、9人パーティが最初の氷瀑に取り付いていた。
  翌12日は麻苧の滝を見に行った。丁須の頭への登山道(御岳ルート)を登っていく。
  登山道を5分ほど歩くと麻苧の滝が見えてくる。氷は十分には張っていなかったが完全に凍結すればさぞ見事な氷瀑になるだろう。
  麻苧の滝を後にして、ダムサイトの氷瀑に行った。霧積ダムの堰堤を過ぎて最初の沢に入るとすぐ二俣に着く。この二俣の左右に氷瀑が現れる。写真は右の氷瀑で、mizukiリーダーがトップロープを張って全員が1回登る。
  これは二俣にある左側の氷瀑(F1)。ここも難しくはない。
  左側の氷瀑(F1)を登るI西さん。F1を越えて更に上流に向かうとF2が現れるが凍結が甘いので左岸を巻いてF3に向かう。
  F3が見えてきた。
  ここは十分に凍っていて楽しく登ることができた。
  TRを張っても50mロープで足りる。この後、トンネルの氷瀑に向かう。
  長野新幹線の鉄橋をくぐって最初の大きな左カーブの先端にカーブミラーが2つある。その対岸の赤丸で囲んだ地点にトンネルの氷瀑が見えている。
  トンネルの氷瀑に行くにはカーブミラー横のガードレールを乗り越えて霧積川を徒渉し正面に見えるコンクリート護岸の左の沢を詰めればよい。徒渉は数カ所で渡れる。我々はこの日はこのカーブ上の左岸に渡る橋を越えて氷瀑に行ったが、正しいアプローチはここからの徒渉のようだ。下山時はここを徒渉した。
  トンネルの氷瀑は左右2本がある。
  左の氷瀑は陽があたって暖かい。mizukiリーダーが登る。右も登りたかったが時間が無かったので次回におあずけだ。
  リードで登ったI西さんがTRで2度目を登る。この後は霧積川を徒渉して下山した。この二日間、氷瀑を十分に楽しむことが出来た。
 

2017-02-03/04 赤岳東稜

2017-02-03/04 Seb(記)、Iさんで赤岳東稜に行ってきた。

02/03:スキー場山頂 (16:13) – 牛首山 (17:42)    GPS記録

02/04:牛首山 (4:30) –  トラバース終了点(7:40) –  緩やかな雪稜(9:44) – 第二岩場ロープ使用開始(10:39) – 竜頭峰山頂(13:55) – 牛首山(17:02) – スキー場駐車場(18:41) GPS記録

体力勝負の山行は個人の目的で、初めて冬季の雪山バリエーション(阿弥陀岳北西稜は4月で冬季とは言えない)。今まで赤岳東稜は大田山の会で記録なし。前泊日帰りを考えていたが、やはり寝ないとまずいから、3日午後半休とって、まだ明るいうちに歩き出した。ずっと快晴、気温が割りと暖かくて、稜線に出ても無風、天気的に最高のコンディション。樹林帯を越えたら何処から見ても景色が素晴らしい。
3日:スキー場に着いたら、真正面は赤岳と東稜が見える。

真正面は赤岳と東稜が見える



16:00過ぎ歩き出して、少し進むと樹林帯の中なのに所々展望が開いて、赤く染めていく富士山と南アルプス、奥秩父の山を眺める。

雪が少なそうな富士山



日の入り前、赤く染めていく富士山と南アルプス



牛首山の手前までシッカリしているトレースを辿るけど、最後の方はラッセルになる。1時間半が経ったら牛首山について、テントを張る。
4日:まだ未使用のワカンをつけて、4時半に歩き出してしばらく平坦に近い樹林帯を歩く。斜面が急になる頃日の出が現れて、雲が一つも無いのであまり期待はしていなかったけど意外と綺麗(日の出は雲海があったほうが圧倒的に綺麗)、権現岳ー朝日岳方面の迫力に圧倒される。

日の出



権現岳、朝日岳方面。迫力に圧倒される。



赤く染めてきた天狗尾根



クランポンとアックスに変えて数分後トラバース開始。雪が深くて、所々腰まで沈んで、一歩を進むにはかなり時間がかかるトラバースだったけど、高度勘が少なくて、雪崩のデブリもなかったから、緊張は特にしなかった。

全く緊張しないトラバース



東稜を通して激しいラッセルになる。トラバースが終わったら、取り付きまで雪が深い急斜面は精神力が強いられる。取り付きから特にロープを使わず、第一岩場が右から巻く。さらに急になって、ラッセルは大変。

この急斜面をラッセルしながら直登



足の下の雪が柔らかすぎて、時に100cm程度沈んで、目の前は雪の壁になって、一歩を進むには手で段を作って、足で少しずつ硬くして体重を乗せて、1分程度かかる。それでも体重で雪が崩れると、また最初からやり直し。ある箇所は5分程度動けなかった気がする。進むしかないから、これを乗り越えたら雪が硬いところを歩くかもと自分をごまかして進む。先行を歩いているIさんの声「セバスチャン」「大丈夫か」が聞こえるけどお互いが見えない。


先行を歩いているIさん



トラバースが終わってからラッセルを2時間ひたすらしたら緩やかな雪稜(東稜のハイライト)に出る。稜線の曲がっているラインが見えて、ラッセルの大変さを忘れてとにかくその美しさに満たされる。急斜面よりナイフリッジの雪が硬くて快適な膝ラッセルになる「写真9」。

この雪稜を歩くために、この写真を撮るためにここまで来た



比較的に雪が硬くて膝以上沈まないナイフリッジ



両側切れているので、慎重に進むけど風もなくて特に緊張はしない。

取り付き、左からダブルアックスを使って登攀する



第二岩場に着くと、ロープを出す。交代で4ピッチ(グレードIII、1と3ピッチ目私、2と4はIさんリード)をダブルアックスで登攀する。1と2ピッチ目は岩場を左から巻き込む。木が多いのでランナーを取ることが簡単。所々草付きが見えてアックスもクランポンもようやく効いて気持ちよく登れる。

2ピッチ目を登っている途中、登攀中写真を撮る余裕があるのはそこぐらい。



ビレー中のIさん



3ピッチ目は左のルンゼを直登する。同様にアックスが効いて快適だが、4ピッチ目尾根は這松帯になってかなり沈む。手で段を作っても体重が持たなくてかなり沈んでまた雪の壁が顔より高くなる。まさに雪を泳いでいるかの様に前に進もうとしている自分。さらに尾根の北側の急斜面を登るので日陰になっていて急に手袋が凍りかかって、指が痛い。4ピッチ目がやっと終わったら竜頭峰がすぐ目の前に見える。

竜頭峰山頂直前



独占していた東稜に比べると赤岳山頂が込んでいた(当たり前)



ロープを片付けてから1分で山頂に着く。阿弥陀岳や権現岳方面や南アルプスの展望が広がって、北アルプスや谷川岳方面もばっちり。

竜頭峰から見た権現岳と南アルプス方面



竜頭峰から見た阿弥陀岳、中央アルプス北部、御岳、乗鞍方面



竜頭峰から見た南アルプス方面



竜頭峰から見た南アルプス方面とこれから下山する真教寺尾根



竜頭峰から見た阿弥陀岳と北アルプス方面



山頂について、数分経ったら下山開始する。真教寺尾根の上は鎖が多くて3つしか出てなかった。途中で東稜の雪稜が見えて、1パーティーが歩いている、うちらのトレースで簡単でガッカリしてるだろう。当然トレースがなくて、慎重にクライミングダウンする部分もある。雪が柔らかくてアックスは横にある岩に効かせる。スリップしたら間違いなく大怪我になるだろう。東稜ほど雪がなくて腿程度のラッセルで良かった。斜面が少し緩やかになったところまた樹林帯になって、再びワカンを履く直前また胸まで雪に沈んだ。そのあとトレースがシッカリあって、苦労せず進んで、途中で4人テントが張ってあった(東稜を歩いているパーティーかな)。牛首山まで平坦に思えるぐらい緩やかな斜面になる。

17:00頃テントに戻る



テントをしまったところ暗くなっていた。最後はスキー場をあるいて、油断しながら2人とも2回ほど滑って落ちた、斜面が緩やかなので加速しなくてすぐ止めた。意外と何もないところが一番怪我しやすいかもしれない。
まとめると素晴らしい天候と景色、歩く価値のあるルート、技術的に易しいけど急斜面ラッセルは精神的にキツいそして良い運動。

八ヶ岳ジョウゴ沢(2017年2月4日)

2017年2月4日にK野mさん、O野さん、konの3人で八ヶ岳のジョウゴ沢へアイスクライミングに行って来た。予定では4日に赤岳鉱泉に行ってアイスキャンディで練習し、5日にジョウゴ沢から硫黄岳に抜ける計画だったが、5日は大雪の予報だったので、赤岳鉱泉に着いたらテントに不要装備を置いて12:40ジョウゴ沢に向かった。赤岳鉱泉からF1まで20分で着いたが1パーティ4人がTRを張って登っていたので、左岸から巻いてF2に行った。ここは誰もおらず、各自2回登って遊んだ後、F3に向かう。F3を越えると広い雪原に出る。しばらく登ってゴルジュ帯の狭い岩場を抜け乙女の滝を右に見ながら大滝の下まで行った。大滝にはすでに2人が滝に取り付いていた。右岸から戻り気味にトラバースしながら登ってナイアガラの滝に向かうとそこには誰もいなかった。3人で各自1本登るともう16:00になったので、今回はここで下山することにした。次回来るときは硫黄岳に抜けたいものだ。kon(コースタイム=赤岳鉱泉12:40~13:00F1~15:00ナイアガラの滝16:00~16:40F2~17:00赤岳鉱泉)

赤岳鉱泉から20分でジョウゴ沢のF1に到着。4人がTRを張って登っていたので左岸から巻いてF2に向かう

 
  F2を越えてF3を登る。
  F3を越えると広い雪原に出る。ここから正面に見えるゴルジュ帯に向かう。
  正面から登り、岩の間を左上に抜けていく。
  すると真正面に、右ルンゼに落ちる乙女の滝が見えてくる。
  乙女の滝を拡大。
  本谷をさらに進んでいくと右岸に小さな滝が落ちている。
  この小さな滝の上がナイアガラの滝だ。
  我々は本谷を詰めて大滝に向かう。
  大滝に来ると二人のクライマーが滝に取り付いていた。
  ナイアガラの滝に行くために右岸をトラバース気味に左上して行ったらすぐにナイアガラの滝が見えてきた。
  ナイアガラの滝に到着し、一休み。
  滝の正面はツララ状の氷が割れていて難しそうだ。左は氷が融け始めていてヤバイので右の簡単なところに取り付いた。
  O野さんが登る。
  K野mさんも登る
  konも登る。各自1本登ったところで16:00になり、時間切れでクライミングは終了。
  ナイアガラの滝からの景色は絶景だ。
  大同心と横岳が大きい。
  大滝の上部を見る。ここを詰めて行けば硫黄岳山荘と硫黄岳の間の稜線に出ることができる。
  F2を下降するO野さん。
  同じくF2を下降するK野mさん。
  翌日の赤岳鉱泉は朝から激しい雪が降っていた。
  雪のためアイスキャンディの練習も中止してテントを撤収し、すぐに下山した。
 

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