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谷川岳一ノ倉沢烏帽子沢奥壁中央カンテ(2013年10月8日)

2013年10月8日、3人で一ノ倉沢・烏帽子沢奥壁中央カンテに行ってきた。(GPS軌跡は末尾に掲載)。今年の6月に行った時は雨で岩が濡れており、2ピッチを終了した地点で敗退したが、 今回は天気に恵まれ、終始Iさんのリードで無事登ることができた。それにしても中央カンテは岩が脆い。触る岩のほとんどがことごとく動く場所も沢山あり気が休まること はなかった。5P目のチムニー、7P目の垂壁とコーナークラックはとても難しかった。10P目の烏帽子岩の左のルンゼも逆層の上に水が染み出してヌルヌルで生きた心地がしなかった。今回は国境稜線に抜けたが、ここは体力勝負の長丁場だった。しかし、思い返せば中央カンテは変化に富んでいて谷川を満喫できる充実したルートだった。kon

まだ暗い中、一ノ倉沢に入る
ここからヒョングリの滝を高巻く
懸垂支点に到着。ここからテールリッジの基部に懸垂で下降する。
ロープを濡らさないように回収するのが大変だ。
雪渓がないとテールリッジまでがやけに遠い。
いよいよ中央カンテの登攀開始だ。1P目はトラバースから始まるがここでは落ちたら大変なことになる。
2P目
3P目。終了点から見下ろす。出だしのランペは濡れていていやらしいがカンテに出るととても気持ちがいい!
4P目。カンテを快適に登る。終了点近くは岩が非常に脆く、落石させないよう神経を使う。
5P目のチムニー(Ⅴ-)をIさんが越える。結構難しい。
続いてHさんが越える。
7P目の最初の核心部の垂壁をIさんが越える。この垂壁には残置スリングが沢山下がっているのでそれにぶら下がったがフットホールドがなく、かなりの体力勝負だった。
続いてHさんが越える。
左下の方をみると南稜テラスにクライマーの姿が見える。南稜は人気ルートなので平日にもかかわらず3パーティ、12人ほどが取り付いていた。
7P目の第二の核心部であるコーナークラックをHさんが越える。ここも難しい。写真で見るのと違って左の岩はかなり立っている。残置スリングを掴んだり、右のアンダーをとったり、左のカンテや壁のカチを掴んだりして何とか越える。
8P目
  9P目。烏帽子岩が見えてきた。
9P目は長いので途中で切る。
9P目の後半。烏帽子岩までもう少しだ。
ついに烏帽子岩の基部に到着
10P目。逆層のルンゼ。水が染み出しており、岩がヌルヌルで生きた心地がしない。左上の笹藪の中がビレー点だ。
ここから笹藪を前方奥の懸垂岩まで詰めれば、長かった中央カンテルートもやっと終了。
登攀終了後、衝立尾根を国境稜線に向けて登る。
振り返ると一ノ倉沢、滝沢スラブ、衝立尾根の絶景が広がる。
やがて5ルンゼの頭の登りになる。岩がボロボロで支点も少なく怖い。すかさずロープを出す。
一ノ倉尾根のいくつもの小ピークを越えていく
岩場も続く
  国境稜線は近い!
いよいよ最後の藪漕ぎだ
長く辛い一ノ倉尾根もやっと終了して国境稜線に出た。ここから谷川岳を経由して下山だ。
 今回のGPS軌跡

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